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バイナリパッケージによるインストール

ビルド済みの FrontISTR バイナリは ダウンロードページ から入手できる.配布物にはソルバ本体 fistr1 のほか,領域分割(hecmw_part1)・可視化(hecmw_vis1)・メッシュ変換(neu2fstr)などの付属ツールが含まれる.

Windows

Windows 版は,並列方式と使用する数値計算ライブラリの異なる版が ZIP で配布される.いずれの版も,実行に必要な MPI ランタイムや数値計算ライブラリ(DLL)を同梱しており,展開するだけで利用できる.

並列方式 MPI 数値計算ライブラリ
thread_openblas OpenMP スレッド並列 (なし) OpenBLAS
hybrid_msmpi_openblas MPI + OpenMP ハイブリッド MS-MPI(同梱) OpenBLAS
hybrid_impi_mkl_intelthread MPI + OpenMP ハイブリッド Intel MPI(同梱) Intel MKL

Note: ハイブリッド版には mpiexec と MPI ランタイム(msmpi.dll または impi.dll 等)が同梱されているため,別途 MPI を導入する必要はない.

導入手順

  1. ダウンロードページから,利用する版の ZIP を入手して展開する.
  2. 展開したフォルダをパスの通った場所に置く,または,そのフォルダ内で解析を実行する.

動作確認

コマンドプロンプトで次を実行し,バージョン情報が表示されれば導入できている.

fistr1.exe -v

MPI 並列で実行する場合は,同梱の mpiexec を用いる.実行手順の詳細は 解析の流れ を参照されたい.

Linux

Ubuntu 向けには deb パッケージが配布されている.deb パッケージは依存ライブラリを宣言しているため,apt-get 経由で導入すると必要なライブラリが自動的に解決される.

deb パッケージを入手する

ダウンロードページ から Ubuntu 向けの deb パッケージを直接ダウンロードする.コマンドで取得する場合は次のようにする(ファイル名は配布版に読み替える).

curl -L -O https://frontistr-commons.gitlab.io/FrontISTR/release/deb/FrontISTR_master-0+ubuntu2204_amd64.deb

deb パッケージを導入する

ダウンロードした deb パッケージを次のように導入する(ファイル名は配布版に読み替える).

sudo apt-get install -y ./FrontISTR_master-0+ubuntu2204_amd64.deb

Note: パッケージの導入には管理者権限が必要である.root ユーザで作業している場合は sudo は不要である.一般ユーザで実行する場合は上記のように sudo を付ける.

動作確認

次を実行し,バージョン情報が表示されれば導入できている.

fistr1 -v

関連項目